
2014年夏期展望 (3) ソードアート・オンラインII、毎度!浦安鉄筋家族
「Gigazineがまとめている2014年夏期新作アニメ紹介を(略)」第3回。今回は『ソードアート・オンラインII』『毎度!浦安鉄筋家族』の2本。前回同様、Gigazineのポスト『2014年夏季開始の新作アニメ一覧』を見ながらのトーク。流れで漫画『テニスの王子様』のはなしも……ちょっとだけょん ~(8≡)
ソードアート・オンラインII →公式サイト
『ソードアート・オンライン[1]』(2012年夏秋) の第2シーズンね。
これずっと「スウォード」だと思ってた (「ソード」じゃなくて)。第1シーズンからキャラ変わるのかな?……と思ったら変わってないぽいね。
《SAO》事件から一年が経ったある日、キリトは、総務省《仮想課》の菊岡誠二郎から奇妙な依頼を受ける。それは、銃と鋼鉄のVRMMO《ガンゲイル・オンライン(GGO)》で突如発生した怪現象《死銃(デス・ガン)》事件の捜査であった。
漆黒の銃を持つ謎のアバターに撃たれたプレイヤーは、実際に現実世界でも《死》に至る……。その不気味な事件の捜査を断り切れなかったキリトは、《仮想世界》が《現実世界》へ物理的に影響を及ぼすことに疑いを抱きつつも、《GGO》へとログインする。
《死銃》の手懸かりを掴むべく、不慣れなゲーム内を彷徨うキリト。そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、長大なライフル《ヘカートⅡ》を愛用するスナイパーの少女・シノンだった。
彼女の力を借りたキリトは、自らがターゲットとなって《死銃》との接触を試みるべく、全ガンナーの頂点たる対人トーナメント《バレット・オブ・バレッツ》に挑む……。
これは新司くん、前作見てないよね。
うん。途中まで。
前作はぁ……
……っとドヤ顔で完走アピールしつつ『ソードアート・オンライン』第1シーズンについて語り出す嘉多野だけど、ネタバレも含むわりには、内容があまりに曖昧すぎるので割愛……
なんか盛り上がってますね!
はい!
んで、おれそれで奇麗に終わったもんだと思ってたから、こんど「2」が始まるって聞いてびっくりした。
でもぜんぜん別の話っぽいじゃん。
んー、でもここに「キリト」(前作の主人公) って出てきてるし。でも嫁は出てこないのかな……キャストに2人しか書いてないんだけど、その2人目が沢城さん[2]だしw
じゃあしょうがねえから (前作を) 一応見てみるか。あ、2クールか。長え……。
毎度!浦安鉄筋家族 →秋田書店の特設ページ
週刊少年チャンピオンで1993年から「浦安鉄筋家族」「元祖!浦安鉄筋家族」「毎度!浦安鉄筋家族」と名前を変えつつ連載が続いているギャグ漫画をアニメ化。「浦安鉄筋家族」がアニメ化されるのは1998年以来16年ぶり。今回、アニメ化を担当するのは当時と同じく大地丙太郎監督。キャストは一新される。
ちなみに、この1998年のアニメは5分のショートアニメ。今回はそれよりも尺が短くなるということで、聞いた原作者の浜岡賢治は「ズッコケました」とコメントしている。
なんか……非常にやる気が出ないスクショが出てますけど[3]。
……これは、でも、原作はウケてるんだよね?
たしかね。
じゃあ……いいと思います[4]。えっ、まだ連載してんだこれ。93年からやってるって。
そりゃ知ってるわけだ。
ぜんぜん色塗りうまくなってねえよ……
www そういう人もいるさ!
そういう人もいるんだよなー。こないだ2ちゃんのニューススレで『キャプテン翼[5]』の絵がひどいって趣旨のスレが立ってたんだけどさ。
www
ほんとにヒドイんだねあのひとwww
んー、あのひと、定期的に「ヒドイ」っていうので話題になるよねw
それでも擁護するひともいてさ。「最初は面白かったんだよ」ってwww
擁護になってねえw
どんどんトンデモになって行ったんだって。『テニスの王子様[6]』も、そんな感じなんですかね。あ、オレこないだ『テニスの王子様』初めてちらっと見たの。あの人も下手だね!
えっ? そうなんだ!
うん。オレね、もっとキレイキレイしたコたちが出てるんだって思ってたんだよ、ずーっと。
オレもオレも!
少女漫画から来ましたみたいなひとが描いてんのかと思ってたら、とんでもないよ!? ぜんぜんだよ!?
そうなの!? それは意外……腐ったひと専用だと思ってたから。
雑だしさあ、バランスも悪いしさあ。これどうやったら支持できんの?って思った。
ここで新司くんに絵柄をチェックしてもらうためGoogle画像検索……
んー、もっとわかりやすいやつないかなあ。つかこいつコマ1こ1こでけえ! ページ2コマとかよぉ!
なんか『リングにかけろ[7]』のひとみたいな感じだなw
もっとコマがいっぱいあるやつがいいんだけど……しかたないからこれで!
だってさあ、見開きでビシっと決めるとこってさあ、そこだけ丁寧に描くじゃん!
うんうん。
それでこの、手前にいる斜め姿勢の彼がさ……これがたぶん、一番の王子なのよ。
ふーん……確かにこれは、普通に……あれだね下手だね。
ふつうに下手やろ? なんかねえ……せめて丁寧に描けよと思ったんよ。
……まあなあ、腐女子の美的感覚っておかしいからなあ基本的に。
www ほんとびっくりしましてですねー、えっ、これがあ??? と……本当に……ショックでした。で、パラパラとめくってみたんだけど、本当にね、どうでもいいハナシだな!っていう感じでした。
www
それでこの絵なもんだから、んじゃどこを見るのよ!?と不思議でした。
昔の腐女子、っていうかヤオイ[8]の頃の人たちって、そういう逆境の中で何かを見つけてくるような人たちだったから……。
それ“逆境”なんだw
ほんとうに常人では思いもつかないような……妄想さえできればなんでもいいようなひとたちでしょ? 極端に言えば。
あーそうかあ!
だから、もしかしたらそういう時代からウケちゃって……。古いもんね? これ。
なるほどな! じゃあ変わらない・そのままの漫画なのかな。もしかすると。
(4)につづく!
登場人物:
嘉多野テリー。うろ覚えで喋るのはいい加減やめたほうがいい。印象で語るのもな……。わりと声厨。
新司チューズデイ。まさに、またつまらぬものをきってしまった……。
[1] ソードアート・オンライン ……川原礫による同名小説を元に作成されたTVアニメ。2012年7月〜12月放送。女の子がみんな可愛い。主人公はキリトくん (CV: 松岡禎丞)。
ちょっと近未来、ヘルメット型の専用機をかぶることで、ゲーム世界の中に入り込んで遊べるようになった。その「ソードアート・オンライン (SAO)」ってゲームで遊び始めたら、ゲーム世界から現実に戻って来れなくなっちゃってさあ大変。開発者が出てきて「クリアしたら返してやるぜ、ちなみにゲーム世界で死ぬと現実でも死ぬからw」。てめえ意地でもクリアしたるわ首洗って待っとけ!……というお話が第1クール「アインクラッド」編。第2クール「フェアリィ・ダンス」編も面白いよ! →Wikipedia
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[2] 沢城みゆき ……さわしろ みゆき。女性声優としてのデビューは1999年 (中2)! 演技によっては苦手だというひともいるかもだけど (例:新司くん)、嘉多野は熱烈な支持者かつ無条件降伏者。映画『エヴァQ』さくら(のらんとってくださいよ!)、『物語シリーズ』かんばる、2012年のルパン三世の峰不二子、『ココロコネクト』いなばん、『絶園のテンペスト』葉風 (はかぜ)、『紅』紅真九郎、『かんなぎ』つぐみ、『さよなら絶望先生』マリア、『ローゼンメイデン』真紅、などなど重要キャラ多数。 →Wikipedia
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[3] 非常にやる気が出ないスクショが出てますけど ……このトークの際、Gigazineの記事にはコミックス10巻の表紙が貼ってあった。リンク先もコミックスの紹介ページ。さっき改めて探したら、ちゃんと特設ページが作ってあったので、本文にはそれを貼ってます。
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[4] じゃあ……いいと思います ……ふたりとも原作 (浜岡賢次による漫画『浦安鉄筋家族』『元祖!浦安鉄筋家族』『毎度!浦安鉄筋家族』 →Wikipedia) を知らないので、あまり語ることがない。ひとこと言っちゃってるけど。でも絵はうまいと思う。
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[5] キャプテン翼 ……作者は高橋陽一。これも読んだことない。でもときどきネットで話題になってる絵をみるとおなかよじれる。 →Wikipedia
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[6] テニスの王子様 ……許斐剛による漫画。これもロクに知らないでトークしてたので、もう連載は終わっており (1999〜2008年)、中国で実写化されており、連載終了後2年ごとにイベントが開かれており、現在は続編の『新テニスの王子様』が連載されている、等々の衝撃の事実は、あとでウィキペで知りました。あと、このトークのときはうまく画像検索できなかったけど、さっき探したら、もっとコマがあるやつ・もっとうまいやつがけっこうあった。嘉多野がチラ見したのはたしか第7巻だったので、まだうまくなる途中だったのかもしれない。あるいは今回は続編のほうが出てきたのかな。 →Wikipedia
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[7] リングにかけろ ……車田正美のボクシング漫画。格闘漫画におけるインフレーションを語る際に欠かせない金字塔。これ読んでボクサー目指したひとっているのかなー。 →Wikipedia
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[8] やおい ……“男性同性愛を題材にした漫画や小説などの俗称。また、それらを愛好する人や、作中での同性愛的な関係・あるいはそういったものが好まれる現象の総体をやおいということもある。801と表記されることもある” (出典: Wikipedia)。「腐女子 (→Wikipedia)」とは微妙にニュアンスが違う感じ。
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