ラフトーク

それでも僕らは……本物が観たい!

グラスリップは1話から修羅場の香り

『グラスリップ』第1話、なかよし5人組。(公式サイトより)

『グラスリップ』第1話、なかよし5人組。(公式サイトより)

グラスリップ[1] (公式サイト) by 元祖PA[2]! 第1話は、さっそく修羅場の香り[3]がしてましたw

PAのオリジナル作品ってたいてい主役は女子。この女子が極端な天然&鈍感。んで周りの男女がみんな相手を思いやれる連中。リアルならここまでの天然とは、つるむの大変だと思うんだけど、みんな優しいし、この子が好きだから、たいして苦に感じていない。そこに異質な男子が投入される。微妙なバランスが崩れ、修羅場発生!

これって例えば『あの花〜[4]』でもあった構造だけど、あれは最初から面白かった。なのにPAは最初から不安や理不尽さを感じさせ、(自分は) 視聴がだんだんつらくなってくる。それは、PAのほうが容赦なくキツいエピソードを突っ込んでくるってことがあるのかもしれないけど (ちゃんと比較したわけではないけど)

ひょっとして、主役が男子か女子か、でも (受ける印象が) 違うんだろうか……つまり男性視聴者として「こんなオンナ嫌だよ!」と思ってしまうから、とか。
あ、でも、PAの作品が男女どちらに多く支持されてるかは知らないんだけど。

どちらにしろいま書いてて気づいたけど、おれ、女子が主役の作品ってあんまハマってないかも。ガルパン[5]とかアイマス[6]とか、なんとかウィッチーズ[7]とか。

元祖PAみたいなのは、こう田舎のドロドロした部分に慣れてて気付かない人じゃないと無理かもしれんです。昼ドラ好きな、他人の不幸でメシウマなタイプ。

漫画の『悪の華[8]』みたいなのもそうだけど、矮小な自分で勝手に閉じた世界でぐじゃぐじゃやってるのが (自分は) 苦手なんだと思う。
子供同士なら確かにありがちネタだけど、発展性無く、世界の全てがそう (だという認識で描写する) とか、アタマ悪過ぎ。

主人公の性別については、もし同じ感想ならまた次のネタかもですね。

閉じた世界」については、その狭い世界しか見えない年頃を描くぶんにはいいと思うんだ。でもそれには、あーこの年頃ってそうだったよねーと視聴者に共感・納得させること、そしてなにより面白いことが必要だと思う。
というか、高校生くらいの子たちを主役にすえるなら、どうしたってその閉じた世界が出発点になってしまうのかも。

悪の華』は、閉じた世界に囚われた主人公がそこから出るまで、つまり、まともなオトナになるまでの話だったんだな、言われてみれば。ぼくはあの結末は好きだよ。アニメのほうは知らんけど。

……と、ここまで書いといてなんだけど! ぼくはきみの言う「閉じた世界」をちゃんとわかっているのかな??? →パテマ[9]、見なくちゃ!

そんな感じだと思うよ。前向きに話作ってくんないとね!

(おわり)

登場人物:
嘉多野テリー。true tears 愛子派。押見修造ファン。忘れっぽい。『イヴの時間』は良かった。
新司チューズデイ。『とらドラ!』支持者。こだわり屋さん。『イヴの時間』は良かった。

[1] グラスリップ ……今期放送中のP.A.WORKSのオリジナルTVアニメ。 →Wikipedia
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[2] 元祖PA ……『グラスリップ』の西村純二監督のこと。P.A.WORKSを一躍有名にした2008年のTVアニメ『true tears』の監督。それをなんで「元祖PA」と読んでるかについては以前の会話をご覧ください。
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[3] 修羅場の香り ……第1話のてきとーなあらすじ:主役女子と、ほか2人の女子と、2人の男子は、同じ高校3年生のなかよし5人組さ。男子1は女子1が気になってる。女子1は誰も見ていない様子。女子2は男子2が好きなようだが、男子2は主役女子狙いなのだ (←修羅場アラート)。だが主役女子は、恋愛なんてわかんない。ひとりでニワトリの絵とか描いてる。そこに、別の地方から異質な雰囲気を持つ男子がやって、主役女子にまっすぐ向かってきたぞ!(←修羅場アラート) ……という感じでした。
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[4] あの花〜 ……2011年のTVアニメ『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』のこと。 →Wikipedia
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[5] ガルパン ……2012年のTVアニメ『ガールズ&パンツァー』のこと。
ちなみにパンツァーって「パンツ」の小粋な呼称ではなく、ドイツ語で「戦車」のことです。ガールズは英語なのに戦車をドイツ語で表現しているのはたぶん、戦車といえばドイツ製だから?(てきとう) →Wikipedia
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[6] アイマス ……2011年のTVアニメ『THE IDOLM@STER』のこと。 →Wikipedia
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[7] なんとかウィッチーズ ……2008年および2010年のTVアニメ『ストライクウィッチーズ』シリーズのこと。注:一般的に使われる呼称ではなく、ただ嘉多野が番組名を思い出せなかっただけです。 →Wikipedia
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[8] 惡の華 ……押見修造によるコミック。2009年〜2014年に『別冊少年マガジン』で連載。単行本は全11巻。よかったです。2013年春期にTVアニメ版が放送された。こっちは1話でリタイアしました。 →Wikipedia
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[8] パテマ ……2013年公開のアニメ映画『サカサマのパテマ』のこと。監督:吉浦康裕。彼の前作のアニメ作品『イヴの時間』は最高でした。 →Wikipedia
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